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ファッション

3シーズン着用可能なパタゴニアのベター・セーター

パタゴニアのベター・セーターは、私にとって既に仕事での制服と化しています。

パタゴニアに関して

パタゴニア製品はデザインもかっこよく、機能性も抜群ですが、何よりも会社の理念や価値観に共有するため、1ファンとして服を購入している側面が強いです(私が所有している服の9割以上がパタゴニア製品)。


特に同社の価値観の1つである、「ビジネスを手段に自然を保護する」に関しては、今でこそ企業のSDGsへの取組も広く普及してきましたが、1973年に設立された会社が、企業活動のコアとなる価値観として謳っていることに関しては感銘を受けました。


同社のHP(https://www.patagonia.jp/)から製品の特長を幾つか抜粋すると、

  • 製品ラインの約72%がリサイクル素材を利用
  • 同社製品の為に栽培されるコットンの100%が有機農法
  • 83%がフェアトレード認証縫製を採用

等々、ファッション業界の中でも環境への取り組みは群を抜いています。


最近、自社の中古製品の販売も開始したようです。


特に印象的なのが、同社のWebに記載されている「買うことは減らし、求めることは増やす」というメッセージです。


「パタゴニア製品の購入も減らすべき?」というメッセージとも読めるのですが、売上至上主義の企業とは一線を画しています。


ベター・セーターに関しては、現在、2着を保有していますが、黒は約7年前、グレーは4年前に購入し、秋~春の3シーズン、毎日交互に着用しています。

素材

  • リサイクルポリエステル100%のニット・フリース素材
  • フェアトレード認証

パタゴニアの服全般的に言えることなのですが、経年劣化してくると、身体へのフィット感も増し、よりかっこよく見えます(個人的な意見)。


私の場合、仕事柄一日中PCの前に座っているので、黒の方は肘の部分が少し薄くなってきましたが、それ以外に目立った損傷はありません。


約7年間、秋~春の3シーズン毎日着用+洗濯して、この状態なので、かなりの高品質です。


ポリエステルと感じさせない肌ざわりの良さから、妻もベター・セーターのベストを秋~春の3シーズン、ほぼ毎日着用しています。家事をするには、ベストの方が便利とのことです。


難点としては、ポリエステルなので、上にダウンジャケット等を羽織ると、摩擦で静電気が発生すること、マイクロプラスチックが発生してしまうことです(こちらに関しては、最近、パタゴニアからGUPPYFRIENDの洗濯ネットを購入)。


セーター素材の服の寿命を短縮しがちな毛玉問題に関しては、毛玉取り機で簡単に解消できます(グレーの方が、毛玉は目立ちにくい印象)。

サイズ感

私の体形は身長174cm・体重60Kgで、普段からぴったりなサイズ感の服を好んで着用しています。


趣味がRunなので、上半身の体形は細身で、下半身は太もも周りが少し筋肉質です。


パタゴニア製品の場合、Regular Fitであれば、上半身の服はXS、下半身の服はSを着用しています。


ベター・セーターに関しては、仕事着として購入した為、中に長袖のボタンダウンシャツを着用することを前提に、最初に買った黒に関してはSを購入しました。


Sサイズだと、腕回りが若干大きく感じるので、次に購入したグレーはXSを購入しました。

XSサイズだと、前のZIPを閉めた状態で座っていると、若干窮屈なサイズ感です。

まとめ

パタゴニアの製品は決して安くは無いですが、耐用年数や材料の質を加味すると、充分な価値があります。


ある程度、価格が高くないと、フェアトレードの観点から、原材料の生産者に利益が分配されないのだと思います。

私の場合、着なくなった服はメルカリで売りますが、パタゴニアの服は出品してすぐに売れてしまいます。


今回ご紹介したベター・セーターは、仕事着・普段着どちらでも可能なので、ミニマリスト志向の人にもお勧めです。